2.行政財産の目的外使用許可目的外使用許可における裁量権の逸脱濫用(教育研究集会に利用するケース) 1.大阪高等裁判所平成27年10月13日の判決 大阪高等裁判所平成27年10月13日の判決は、校長が、目的外使用許可申請(教育研究集会に利用するケース)について、裁量判断について、以下のような枠組みを示しています。 両校長の裁量判断は,許...2.行政財産の目的外使用許可
2.行政財産の目的外使用許可長期間の目的外使用許可(ソーラーパネルなど) 1.行政財産の目的外使用許可の「許可する期間」について 行政財産の目的外使用許可は、長らく、比較的短期の期間しか許可を出してはいけないというように理解されてきました。したがって、一回の許可行為で長期間の許可を行うとしても、それは無理であると...2.行政財産の目的外使用許可
2.行政財産の目的外使用許可目的外使用許可と裁量(判例は裁量権の逸脱濫用を指摘することがある) 1.地方自治体は目的外使用許可の申請があったときに、許可するかしないかの裁量を有するか 市民などから行政財産を使用したいという「申請」があったとき、行政としては、当然、許可するかしないかの判断をしなければなりません。行政側は、さまざまな要素...2.行政財産の目的外使用許可
2.行政財産の目的外使用許可行政財産の目的外使用許可の際の「協定書」の締結 1.目的外使用許可に際し、使用料以外に、必要な経費を、使用する者に請求できるか 目的外使用許可は、公法的な法律関係ですので、条例で定まった対価(使用料)を行政処分(行政行為)を用いて賦課していくことになります。では、それ以外の"経費"分担は...2.行政財産の目的外使用許可
2.行政財産の目的外使用許可行政財産の使用承認と目的外使用許可の違い 1.公有財産の使用承認とは何か。 行政財産を本来の目的以外で使用される形態として、「目的外使用許可」以外に「使用承認」という仕組みが存在します。ただし、これについては、地方自治法に特に明文はありません。各地方公共団体の財産規則等に整理されて...2.行政財産の目的外使用許可
2.行政財産の目的外使用許可自動販売機設置のための目的外使用許可と競争原理 1.競争原理を取り入れた目的外使用許可のあり方 目的外使用許可は、条例で定めた使用料(地方自治法225条、228条)を徴収するとされています。そうすると、条例には、使用量の価格の計算方法が明記されて、誰からどのような使用許可申請があったとし...2.行政財産の目的外使用許可
2.行政財産の目的外使用許可地方公営企業における目的外使用許可の使用料 1.地方公営企業における目的外使用許可はどういうルールが適用されるか 地方公営企業法には、行政財産の目的外使用許可についての地方自治法の例外を定めた規定があります。それによると目的外使用許可の「使用料」は「管理者」が定めるということになって...2.行政財産の目的外使用許可