ひととおり整理した

2.行政財産の目的外使用許可

行政財産の使用承認と目的外使用許可の違い

1.公有財産の使用承認とは何か。 行政財産を本来の目的以外で使用される形態として、「目的外使用許可」以外に「使用承認」という仕組みが存在します。ただし、これについては、地方自治法に特に明文はありません。各地方公共団体の財産規則等に整理されて...
15.行政不服審査手続

教育委員会の関係する行政不服審査手続について

1.教育委員会が行政庁として行った処分についての、行政不服審査手続(公文書公開関係) まず、個人情報保護・情報公開関係に関する行政処分で、不服申立てが会った場合の取り扱いを見て見ましょう。平成26年に改正された行政不服審査法(現行法)で、教...
5.指定管理者

指定管理者制度における利用料金制

1.指定管理者制度における利用料金制 地方自治法上、指定管理者制度における利用料金制に関しては、下記の通り、定められています(244条の2)。 -地方自治法- 第二百四十四条の二 (略) 8  普通地方公共団体は、適当と認めるときは、指定管...
2.行政財産の目的外使用許可

自動販売機設置のための目的外使用許可と競争原理

1.競争原理を取り入れた目的外使用許可のあり方 目的外使用許可は、条例で定めた使用料(地方自治法225条、228条)を徴収するとされています。そうすると、条例には、使用量の価格の計算方法が明記されて、誰からどのような使用許可申請があったとし...
5.指定管理者

指定管理者が行う修繕工事のあり方

1.地方公共団体と指定管理者との間における「修繕」の費用分担のあり方 地方公共団体と指定管理者の間では「基本協定書」が締結されてることが多いです。平たい言葉でいうと、地方公共団体と指定管理者との間の、様々な分担関係が明示され、"管理運営"業...
15.行政不服審査手続

退職手当不支給処分の審査請求の取扱い

1.退職手当不支給処分の審査請求の取扱い 今日は、退職手当不支給処分の審査請求について、みてみましょう。地方自治法では、下記の通り、定められています(※ 行政不服審査法改正にともなう平成26年法律第69号に対応した条文を表示しています) -...
9.その他の議決事項

議決事項のうち「損害賠償の額を定めること」

1.地方自治体が「損害賠償の額を定める」とはどのようなときか 地方自治法では「損害賠償の額を定めること」に議決が必要であると、下記の通り、定められています(96条1項3号)。 第九十六条  普通地方公共団体の議会は、次に掲げる事件を議決しな...
7.住民訴訟

賠償命令(現金の亡失その他に関する職員の賠償責任)

1.地方自治法における「職員の賠償責任」について 地方自治法では「職員の賠償責任」について、下記の通り、定められています(243条の2)。 -地方自治法- (職員の賠償責任) 第二百四十三条の二  会計管理者若しくは会計管理者の事務を補助す...
8.訴えの提起

地方公営企業における訴えの提起

1.地方公営企業においては、訴えの提起に際して、どのような手続が必要か 地方公共団体が訴えの提起をするにあたっては、議会の議決が必要です。しかし、地方公営企業においては、特別の定めがあります。地方公営企業法第40条第2項を見てみましょう。 ...
11.地方自治法におけるさまざまな概念

地方自治法における「区役所」

1.地方自治法では「区役所」についてどのような定めがあるか 地方自治法では、区役所について、下記のような定めがあります(252条の20)。 -地方自治法- 第二百五十二条の二十  指定都市は、市長の権限に属する事務を分掌させるため、条例で、...
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